ある物理エンジニアの日記

とあるエンジニアの回想録・着想録・備忘録

営業を沢山やるより、成果をちゃんと積み上げる努力をする

フリーエンジニアとして10年仕事をしていて思うことがある。

  • 身の丈以上の「営業」をやっても、あまり成果にならない。

身の丈に合ってない営業をしても、マシな場合で時間の浪費、むしろ信用を失いがちになる。

必要なのは、ちゃんと評価可能な成果を積み上げていくことだ。

 

 

営業の前に成果

人脈を広げる前にやることがある。

自分が何をできるのか、何に興味があるのか、他人に伝わるようにするってことなのである。そのために必要なのは、成果だ。

エンジニアであれば、作ったものや、実際に図面にしたり試作したアイディアや、すでに仕事で繋がっている関係(お金になっている関係)の中身である。

 

プレゼンテーションだけなら、そんなものは捏造できる。そして、お金を受け取る程度のことでよければ、それでできてしまうこともある。だが、そんなものは意味がない。

 

実績のない状態でエライ人に会っても、意味がない

 中身として価値のあるものがあれば、ほっといてもそれを利用したいと思う人が近づいてくる。そして本当の関係が発達していく。

今の時代なら、ウェブでアピールするくらいでも十分だ。検索エンジンが勝手に引き合わせてくれるだろう。

 

ほら吹きをやっても損するだけだ。

 中身に価値のない人間が大勢と接触しようと試みたとしても、向こうから見たら、中身の空っぽな人間だなぁ、と認識されるだけである。もっとよくない場合は、あいつは詐欺師か?と身構えられる話になる。

そんなの時間の無駄どころか、損しているだけだ。

大切なのは身の丈に合った営業

大切なのは、今できることをはっきりさせること。

小さくても良いから、それを何かに結び付けられる人をちゃんと選んで価値を生み出せる関係を作っていくこと。これを地道にやれば、複利で財産が増えていくように、人脈も成果も大きくなっていく。

時間を有意義に使って、自分の本業でのレベルを地道に上げていくことが大切だと思う。

成果が実績になって次につながっていくときは、本当に指数関数的に拡大していく。つまらない欲をかいて、変なことをしなければ十分だ。